こんにちは。りあです。
保険は一度契約してしまうと、ずっと払い続けないといけないもの、
そう思ってしまいますよね。
しかし、多くの人がそう言う思い込みにとらわれて、保険料を毎月払いすぎていることをご存知でしょうか。
かく言う私も、保険会社に貢ぎすぎてしまった一人でした。
今回は、そんな私が、保険料を払いすぎていた無駄に気づき、解約して節約に成功した話をしていきます。
保険のことで迷っている方の参考になれたら嬉しいです!
4つも生命保険を買っていた公務員のとき
生保レディに言われるがまま! 保険に入りすぎた新人時代

新卒で教師として就職した私は、働き始めてすぐに、「生保レディ」のお世話になります。
放課後に、担当の「生保レディ」さんが、職員室とは別室の図書室に個人的に呼び出され、そこで生命保険のセールスを受けたのです。
生保レディさんは、典型的な50歳くらいの、小太りで薄化粧、「保険のおばちゃん」です。多分、結構ベテランです。
生保レディさんの巧みなセールス
当時は、一人暮らしと担任の仕事をダブルで始めたばかりで、も〜クタクタでした。
生保レディさんは、そんな私の身の上話をよ〜く聞いてくれました。
一人暮らしなの? あら頑張ってるわねー
病気になったらどうしようとか不安になるでしょ。
まだ若いけどね、
この先どんな病気になるか分からないわよね
(内容はうろ覚えですが)こんな感じで話しているうちに、
そうですねそうですね!
社会人一人暮らし、この先何があるか分からないから備えなきゃダメですよね!!
と、なってきました。我ながら見事なカモですね。

その勢いで生保レディさん。
この終身保険はawsedrftgyで
万が一の時のmojinhbugvytfcと言う保証もあって、
適応される条件としてはvuyviutiuygygで……
私は、疲れた頭で聞いているので、何がなんだか分からないまま
はい…はい… わかりました!!
契約しちゃったんですねー。
当時は保険の意味、なーんにも分かってなかった!
言われて「あーうーん社会人って保険入らなきゃダメなんだーそうだよねー」ぐらいでした。
この時に契約したもの
①終身保険(リビングニーズ特約、他に色々つき) ¥4,431
②新医療保険 ¥5,000
③低解約終身保険リビングニーズな ¥3,220
④掛け捨て生命保険 ¥2,742
一月、合計で¥15,393も払い続けることになりました!
「インベスターZ」16巻にも生保レディが出てきますが、
ああ言う人ってほんと売りつけるプロなんですよねー。営業力、コミュ力半端ない。
流石に多すぎた? プロに見直しを依頼したら

4年後、「流石にこれじゃ多すぎるのかな、あの時は保険のこと分かってなかったし」と思ったので、
ショッピングセンターにある「保険相談」「見○し本舗」のお店に行きます。
そこで、真っ先に「掛け捨てをやめる」ことを進められます。
担当さん「掛け捨ては、いらないでしょー自分は受け取れないよ?」
私「そうですね! なんで自分が受け取れないものに金をかけてたんだろう。。。」
そこで、節約のために掛け捨てを真っ先に切り捨てました。
今思えば、それは大きな間違え。。。
むしろ、コストの少ない掛け捨てだけは残して良かったんですね
公務員を退職した後も、生命保険を辞められなかったわけ

その後、公務員は退職して、非常勤講師、アルバイトを掛け持ちした後、細々と自営業をすることになります。
そうすると、収入は安定していないから、生命保険の圧迫はさらに厳しくなってしまいました。
最初に契約したうちの②の医療保険¥5,000は、払い込めず失効してしまいました。
それでも、生命保険は二つの理由で辞められませんでした。
理由①「何かあった時に」心配だから
辞めた時は独身、その後結婚、そうすると
「この先出産することになる! 出産の時に万が一の病気にかかったら心配だ!
だから保険は入っていよう」
と、考えていました。
理由②辞めたら別のところに入り直せない事情があったから
後に詳しく書こうと思いますが、私はやめる2年前ぐらいに、「適応障害」になったことがありました。
(※今ではすっかり元気です。)
こう言う病歴があると、生命保険に入り直すことは激ムズなんです。
5年は入れないと聞いたことがあります。でも、もっと長いかもしれません。
なぜなら、「精神病→休職しちゃう→金払ってくれなさそう」と言う図式だからです。
(こう言うパターンの人こそ保証が必要なんじゃないの?とは思っちゃいます)
そうしたら、「今すぐこの保険を辞めて別の保険に入り直すことはできない、
なら、この保険も入り続けなきゃいけない!」と思っていました。
お金の勉強をして、生命保険を解約することに
生命保険を解約しようと思ったきっかけ
そんな私が、生命保険に見切りをつけたのは、
リベラルアーツ大学の両学長さんのYouTubeを見てから。
あ、前回もこの人を紹介しましたが、この方は無料でためになる情報をたくさん発信しているすごい方です!
決して、ここから高額情報商材や壺を売りつけようとか、
そう言うことは私も両学長さんも思ってないので安心して読み進めてくださいね!
保険を辞められない理由を論破する
これを見て、辞められなかった理由の二つが自分の中で論破できて、やめる決意がつきました。
「出産で何かあったら」には
「出産で何かあったら、保険がないといけない!」
これには、
「高額医療保険制度があるので、10万があれば大丈夫!
むしろ不妊治療とか始めても保険は何も助けてくれないので邪魔になる。」
と言うことに気づきました。
「高額医療保険制度」に関しては、FP3級で詳しく勉強できます。
「辞めたら他に入れない」には
「辞めたら他に入れない」この考えには、
そもそも「生命保険入ってなきゃ危ない」と言うのが
ただの思い込み
生命保険についてもっと調べ、実態を知る
私がモロに「生命保険に貢ぎすぎている」人だったことに気づいてドキッとし、そこから生命保険について調べます。
この本の内容は、非常ーーにざっくり言うと
「保険料は、自分への保証じゃなくて、保険会社の人のお小遣いになってるんだよ!」と言うことです。
毎月コツコツと保険に貢ぎ続けても、
貢いだ分から、ちゃんと自分に帰ってくる確率=自分がガンになるか大病するか死ぬ確率=は、宝くじ以下!
とんでもないギャンブルをしていることになるんですね。
今まで真面目に保険料はらって、「将来の備え」と言っていたものって、
ただのギャンブルだったんだーーーー!!
そうよ、あなたが不幸(ガンなど)になればあなたが儲けて、
ならなければ私のポケットマネーなのよ!
ガンになったりした時のためにパチンコ行ったり競馬行ったり宝くじ買ったり、実はそっちの方がある意味、「儲かる」と言えます。ひぇー
いざ解約!
解約をすることにしました。
コールセンターに電話する時はガクブルでした。
延長保険とか、色々進めて引き止める人も多いらしいから。
手元に、「保険料=営業さんのポケットマネー」「自分の資産の方が大事!」と赤ペンで書いた付箋を貼っておき、臨戦態勢!
あと、例の生保レディでは無く、コールセンターに電話しました。気分的にそのほうが言いやすかったから。
でも、冷静に
「契約した時と今の状況が大きく変わっちゃったんです」と言えば、
しつこく引き止められることもなく、無事解約できました!
残っていた保険の¥7,742/月が浮いて、解約返戻金も戻ってきました!
その分貯金ができる〜資産が増える〜
結論:保険に払うより自分の資産にしよう

お金のことを何も分かっていなかった新卒公務員の時、
「将来への備え」は、真面目に保険会社に貢ぐことだと信じていました。
でも、それは自分の資産ではなくて保険会社の養分になっているだけ。
おっほっほ。。。。
また、「ガンにかかったら」「お金がかかったら」保険会社は不安を煽ります。
煽るために、有名芸能人に高いギャラを払ってCMなどで宣伝をする。
でも、保険会社に入ってもガンに「かからない」訳ではない、万が一かかっても、国の保険が実は超手厚い保護をしてくれる。
保険に依存する必要などないんです。それより、自分の資産を作りましょう。
保険の支払いがしんどかったり、「そもそも必要なの?」と迷ってしまっている人に、
私の経験談が役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございましたー!
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