【体験記】マネーリテラシーゼロからFP3級に合格するまで

こんにちは、りあです!

今まで何度かブログの中で「お金の知識が大事!」と書いてきましたが、

それって、一体どこで身につければいいんだろう、と感じている人は多いんじゃないでしょうか。

今回は、マネーリテラシーがゼロに近かった私が、「人並みの最低限のお金の知識」を身につけた、

FP(ファイナンシャルプランナー)3級と言うものについて紹介します。

知識ゼロの自分でもできるの? と思う方はぜひ読んでみてください。大丈夫、できます。

FP3級にチャレンジしたきっかけ

両学長のすすめで、FP受験を決意

私がFP3級を受けようと思ったきっかけは、両学長のyoutubeを見たから!

両学長youtube リベシティつながりでこのサイトに来てくれたかたはもう想像ついたかも

両学長曰く、「FP3級は、お金の教養だし、生きていく上での必須知識!

僕は、本当は義務教育にしてもいいと思ってる!」ということ。

それまで、FP3級って、「特別なアドバイザーとかやる人の資格」だと思ってて興味なかったので、目からウロコでしたね。

そういえば私は、公務員(教師)上がりでお金のこと全然分かっている自信ないし、退職してからずっとお金の苦労ばっかりしてた!

知識があれば、その苦労も少なくできるならやってみよう! それで受験を決意しました。

受験前の私のマネーリテラシー

恥ずかしながら、当時はマネーリテラシーがほんっっとーうに皆無でした!

どれほどだったかというと

  • 返済に苦しむまでの数年間はリボ払いを普通にしていた(流石に数年前にやめた)
  • 食費が足りなくなってクレジットカード分割払いでえらいことに。
  • 税金のことについてよく分かってなく、支払いに追われてた
  • そもそも「扶養?なにそれ美味しいの?」だった
  • 高い生命保険に何年間も貢いでいた
  • 不動産の用語が全く分からなかった
  • 相続税なんて、なんとなく言葉を聞いたことあるレベルだった
  • 何より貯められなかった
  • 自営業をしても、確定申告や帳簿が全く分からなかった(説明会行ったのに。。。)

公務員だからとか、教師だったからとか言えるレベルじゃないですね。

んなもんだから、私が婚約して父に夫(当時の婚約者)を紹介した時に、

父の第一声は「この娘はお金にだらしなくて」だった!

ひどーーーい! 夫は苦笑して聞いてましたが。

これ一生許さないよ。。。

結婚して、夫はお金の話が大好き! 私は大嫌い! 

でも、大事なことだし任せっきりもよくないよね! 

ということで、勉強を始めることにしました。

脱線 ところで教師のマネーリテラシーってどうなの?

教師って、超安定した給料で、景気ともビジネスとも全く無縁!

だから、マネーリテラシーゼロでも生きていけます。

残業し放題なのも、お金とコストの感覚がないから。

妻子持ちなのに給料明細を職員室のデスクに一年分溜め込んでいる人すらいました!(その人の名誉のためにいうと、人柄は大変いい人でした)

ただ、流石に全員がこういうわけではなく、

給料明細の、手当や保険料をバッチリ確認するしっかりした人もいるし、

教師のお仕事をしながら、株で儲ける人もいました。

私のFP3級学習方法

学習した時期

人によっては「3週間でできる!」という人もいます。

私はテキストを見て「知らないこと多すぎ! 3週間は無理!」と思ったので、

11月からめいいっぱい2ヶ月かけることにしました。

テキストと学習方法

テキストは、「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級」の一択でした。さっきのユーチューブで紹介されていたので。

因みに、実際には↑このリンクよりも1年度前のものを使っていました。

法改正とか色々あって、出題傾向や問題も変わるのでこれからのかたは必ず最新のものを買ってください!

勉強法ですが、大事なことを単語カードに書いて覚えました。

ややこしいことは紙に書いて、表として整理しました!

(instagramに投稿してます。後ほど頑張ってアップします)

私は「書かないと覚えられない」タイプなのでこうしましたが、人によって覚え方は色々あると思います。♪

11、12月の2ヶ月間は丁寧にテキストを読み込み、

1月の1ヶ月間は問題集、過去問にチャレンジしました。

きんざい? FP協会?

FP受験は、2つの団体がやっています。「きんざい」と「FP協会」

私は、「FP協会」の方です。

FP協会は、全般にわたって浅く広く出題され、「きんざい」はどこかの分野が突出して出るそう!

(※年度によって変わる可能性はあるので、これからの人はチェックすることをお勧めします)

そして受験

勉強を始めてから3ヶ月目の1月、試験がありました。

ホテルの会場を使ったのですが、びっくりしたのは年齢層の広さ!

私のようなアラサーもいれば、40代、50代も、

でもそれ以上に大学生ぐらいの見るからに若い子が多かった!

若いうちにお金の仕組みを勉強しておく、すごくしっかりした子多いんだな〜としみじみ。

合格発表は3月、無事受かってました!

FP3級を勉強してよかったこと

3ヶ月もかけてFP3級をとりましたが、結論、めちゃめちゃいい勉強になりました!

保険をカットすることができた

FPだと、「公的保証」と行って、国がデフォでやってくれる保険の制度について勉強しました。

びっくりしたのが、日本のデフォの保険制度って、本当にしっかりしてる!

医療費は、10万(所得によってはそれ以下)を超えたら国が負担してくれるらしい。

だから、どんな大病になったとしても10万があれば最悪なんとかなるんですね。

また、民間保険の種類についてもやるので、その商品の意味がやっと理解できました。

本当は、そんなの契約した時点で分かっておけという話ですね。

これで「保険いらないじゃん! 保険料支払うのやーめた!」と、月8000円弱の節約に成功しました。

税金のことがざっと分かった

公務員をやめたら、とにかく税金に無知で苦労しました!

税金の書類が次々にくるのですっかり「税金恐怖症」になってしまってましたが、

FPで勉強すると、「あ、これだけ払えばいいんだ!」「払うのはこのタイミングなんだ!」ということがわかるようになりました。

あと、今すぐには払わなくていいけど、「固定資産税」とか、事業やって儲かるようになったら「事業税」とか、

世の中にどんな税金があるのか、それがどういう仕組みで収めればいいことになってるのか、

ちゃんと知ることで、税金への恐怖心がずっと少なくなりました。

新聞ニュースの意味がわかるようになる

インフレとかデフレとかの経済用語も、試験には出てきます。

日経新聞を読むと「預金準備率をうんたらかんたら」と出てきますが、FPをやった後だと「お金の量=物価を調整したいんだ!」と思うようになります。

他にも、保険料や年金のことってよくニュースになるので、それについていけます。

因みに自分が受けた時は「在職老齢年金」がホットキーワードだった。

相続税の話は若干ドロドロな面もあって面白い

※遺産争いを経験した方にとっては不謹慎でごめんなさい。

私にはまだまだ実生活に何も関係がないところなのですが、

相続税の話は、例を想像すると結構ドロドロファミリーストーリーになるのでおもしろかった。

例えば「相続権は放棄できる」とか、「借金も実は相続財産のうち」とか(そりゃ放棄するわ)

他にも、「血縁関係がある程度近い人は、遺言書に相続人とされてなくても、一定の遺留分を請求する権利がある」とか。

例えば「父親が死ぬ間際に書いた遺言書が、全財産を愛人にあげます、というトンデモ内容だった場合、家族はある程度取り返せます」というもの。

今まで色んな人間のドロドロがあって、こんな法律が作られたんだな〜とニヤけることもありました。

https://www.youtube.com/watch?v=Gql1f8EMFOM

相続税の話はややこしいですが、このYouTuberさんの解説はわかりやすい。

ところで、FP3級でキャリアアップはできる?

結論から言うと、できません!

「この資格をとって改行しちゃお♪」は資格ビジネスとしてありがちですが、

FP3級は専門性は全くないので、取ったからって企業が雇ってくれたり、活躍できたり、と言うことではないです。

その代わり、生きていく上で絶対に必要な、「常識」レベルのお金の知識が学べます。

両学長も言っていますが、なんで義務教育になってないんだろう!と思います。

教員だったし、学校が大変なのも、わかるんですけどね。

まとめ:FP3級は視野を広げるいい勉強!

お金のことに不安を覚えがちだったり、税金や、老後の資産のことが心配だったりする人は、

ぜひFP3級を受けることをお勧めします!

難易度はそこまで高くない上に、「合格するぞ!」と言うモチベーションを持って勉強することって、大事だと思うんです。

よく「受からなくても大事なことはその都度調べればいい」とも言われますが、

確かにその通り何ですが、私は「合格するぞ!」と思った方がやる気になれてよかったです。

最後に、FP協会の「試験について」のリンクを貼っておきます。気になったらぜひ読んでみてください!

https://www.jafp.or.jp/exam/

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