こんにちは、りあです!
公務員の環境が変わりつつある今、このような思いを持った方は多いのではないでしょうか。
職種によってはブラック、暗黒もいいところですからね。
そんな方の、新しい人生を私は大いに応援したいと思います!
ただ、公務員をやめた後、私はとにかく税金で苦労しました…!
読者の方が同じ失敗をしないように、
「こうすれば良かった〜!」というのを2点書いていきます。
税金の大変さを知らなかった、退職直後

29歳、ブラックすぎた公務員を辞めた後、
一度実家に出戻り、スカンピンのニートになって出直すことにしました。
幸い、すぐに非常勤講師のお仕事を得ることができて、(しかもその仕事先は天国のようにいいところで!)
精神的に自由になり、ハッピーを満喫していました。
しかも。5月ごろには退職金が50万円も! 振り込まれたのです。
ハッピーな仕事場とは裏腹に、ここから税金の洗礼を受けて苦しむことになりました。
自由を満喫しすぎて金遣いが荒くなる

精神的に羽を伸ばしすぎて、健康断食道場に泊まりにいき、
ふと思い立って鎌倉のサウナにいき、(健康オタクにも開眼しちゃってました)
その後また思い立って翌日はベリーダンスのショーを見にいき、
非常勤の学校の先生たちはとても仲よかったので、しょっちゅう飲みに行き、
貯金が半分ぐらいになったところで、6月に初めて税金の通知がきます。
「噂には聞いてたけど、これが、私が払う税金か。。。」
って、5万も?!(記憶です。だいたいこれくらい)
そう、それまでは公務員。税金や年金は事務員任せで、
「税金払わなきゃいけないのは、噂に聞いていたけど」程度でした。
非常勤、仕事がなくなった時はピンチ!
追い討ちを書けるようにやってきたのが、夏休み。
小学校の先生と言えど、非常勤はお仕事がありません。
仕事をしてないと、収入が全くなくなる! なんてこった!
それまでは公務員。夏休みも冬休みも病気の休みも、お給料はちゃんと出ていたんです。
無収入の時にも、税金や年金の請求は容赦無くやってきます。
ものすごく大げさに言うと、「手を動かし続けないと溺れ死ぬのが、非正規なんだー」と実感しました。
今思えば、身を以て学べたのはよかったと思います。
起業チャレンジ、失敗、アルバイトを転々

どうしようと言ってても仕方ない、行動しなきゃ!
そこでフェイスブックをみて思いついたのは、起業することでした。
「朝活 美文字教室」と言う、都内某所のスペースを借りて美文字の授業をする、と言うもの。授業料は。。。忘れた。
早速格安のスペースを借り、フェイスブックに広告をだし、ブログを解説、
どの会も20人きてくれたら、採算が取れてウハウハー!と思ってました。
まあしかし。
客来ねえ!
誰一人としてアクセスのこないページをにらめっこしながら考えます。
ネットに『やってまーす』と言った程度では、お客さんは来ないんだ!
ちゃんと作戦と努力をしないと、お客さんは来ないんだ!
こんな、当たり前のことに体当たりの経験で気づきました。
大失敗だけど、その点はよかったです。
その後は、貿易港の倉庫でアルバイトを何度かしたり、
街コンの司会をしたり。(これをきっかけに婚活に興味を持ちます。)
夏休みが終わって楽しい学校仕事も再開し、なんとかなったけど、
税金や保険料がかさんで、経済的なカツカツはずっと続くことになりました。
公務員を退職するとき、お金の2つの対策

公務員上がりでいろんなことを知らなさすぎた自分、
反省すべき点を二つだけに絞るなら、
①退職金は、使い込んじゃダメ!②税金の勉強をしよう!と言うことです。
対策①退職金は使い込んじゃダメ!

なぜなら、退職した翌年は住民税が大変になるから!
「住民税」は、稼ぎがあったとしたら、その稼ぎから計算した額が翌年にかかる仕組みです。
だから、頑張って公務員やった稼ぎの分も、翌年払わなきゃいけないと言うこと。
さらに、年金は毎月毎月払わなきゃいけません。
収入が少なくなった時は、市役所にいけば相談次第で減額、免除になりますが、
「いや今はきついから放置しておこー」とするとあとで大変なことになります。
これを「公務員の稼ぎ」なしで捻出するのがいかに大変か!
また、教師だと失業給付が出ないケースが多いです。
これは、「教師は辞めないから失業保険はいらないだろう」と見られているからです。イコール雇用保険も入っていません。自治体にもよりますが。
退職金が妙に高いのはそのため。
私みたいに遊ばず、慎ましやかに暮らしてとっておきましょう。
対策②税金や年金の仕組みを知っておこう!

税金や年金が「請求がきた」と言うだけでビビるのは、
つまり「仕組みを何もわかってなかったから」
分からないから、(住民税を請求してくる某市は住民税高いなあ! ムカつくなあ!)とプンスカしてたりしました。※実際はどこも同じです!
分からないから、請求書を一枚コンビニに行ってお金を払っただけで、「税金のことは済んだ!めでたし!」と思ってました。
※実際には住民税が年4回、国民健康保険が4回、年金は毎月!
この年に幸い、「インベスターZ」を読み出して株式投資と家計に興味を持つようになったのですが、
ちゃんと勉強をしたのは2年後。両学長さんのリベラルアーツ大学で「FP3級を受けてお金の勉強をしよう!」と言うのを見てから。
良かったら、FP3級を受けた体験談もぜひ読んでみてください。
とにかく公務員をやめる時は、税金と年金を勉強するべし!と思います。
特に意識しないと、公務員として生活するとこの二つは分からないままです。
(時々、教員やりながら株で儲けるしっかりもの先生もいるようですが)
「税金を払わない」某漫才コンビの片方さんと同じ、社会的にやばすぎることをやらかしてしまうわけです。
どんなに節約しても投資しても固定費削減しても税金払ってないと意味なし、です。
FPを取得した後は、「○月に住民税の請求がくるから、お金を使わないように気をつけようー」という行動することができて、税金・年金の心配が減らせます。
お金がそれで貯まると言うことよりは、
税金で計画が狂うことがなくなり、
不安がとーっても軽くなります!
最後に:退職金は温存し、税金の知識をつけよう

公務員は安定していて、税金や年金は確実に事務員さんが手続きして払ってくれます。
退職した後は、それがいかにありがたいことだったかがわかります。
仕事環境に見切りをつけて自由になっても、お金の自由がないと結局は生活は苦しくなります。
読者の方々が、私と同じような失敗をしないためのポイントは二つ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
コメントを残す